現在、フリーランスエンジニアという働き方が、世の中に認知され始めています。
しかし、まだまだ会社員が多数派です。フリーランスエンジニアがどのような生き方をしているかを知っている人は多くありません。
あなたも、フリーランスエンジニアの生き方が素晴らしいものであるなら、正社員から転身してみたいと考えているのではないでしょうか?
そこでこのページでは、「フリーランスエンジニアとして生きている当サイトの管理人の生き方」を紹介します。
Contents
2つのフリーランス活動
僕は現在、フリーランスエンジニアとして働いています。運用系フリーランスエンジニアの仕事を主軸としながら、エンジニアの業務外ではIT系Webライターとしての活動に勤しんでいるのです。
- 上記2つの仕事をこなすのに無理はないか?
- 具体的にどのような仕事か?
- どのような仕事環境を構築しているか?
フリーランスエンジニアとしての生き方がイメージできるよう解説させて頂きます。
1.2勤2休のフリーランスエンジニア活動
冒頭でもお伝えした通り、僕のフリーランス活動の主軸は、運用系のフリーランスエンジニアです。企業常駐型の働き方をしており、会社員と同じような勤務形態ですが、2勤2休となっています。
1日の労働時間が休憩含めて12時間となり、仕事の日は仕事をしているだけで終わります。
ただし、月の半分が休みで、他のフリーランス活動に使える時間が大量にあるのがメリットの仕事です。
仕事内容としては、大企業の情報システム部門でシステム運用を担当しています。シフト制勤務となっているため、突発的な残業は一切ありません。
報酬の具体額は言えませんが、運用系フリーランスエンジニアの相場は、関西基準で45~60万円程度です。
他の会社から正社員として現場に出向してきている人たちと共に、複数のシステムが絡み合う大規模なプロジェクトを回しています。ちなみに、仕事内容・同僚に不満はありません。
かつてブラック企業に当たってメンタルを壊しかけた経験はありますが、「ブラックから逃げ続けることでホワイト現場に巡り会えた」と思うと感慨深いです。
SEがメンタルを壊しやすい3つの理由と末永く健康的に働く方法
2.休日のIT系Webライター活動
運用系フリーランスエンジニアの仕事が休みの日は、IT系Webライターの活動をしています。かつては専業Webライターをやっていた時代もありますが、ITエンジニアのほうが稼ぎも将来性もあり、現在Webライター業は副業レベルで留めている次第です。
1文字2円前後で仕事を受注しており、その単価なら一時間に1500~2000文字程度を執筆できます。
つまり、僕にとってIT系Webライターの時間給は3000~4000円です。学生時代にやっていた時給900円のアルバイトなど、今となっては絶対にやりたくありません(笑)。
年間100万円以上の報酬を受け取ることもあります。
フリーランスエンジニアの仕事だけで生活できるだけの報酬は稼げており、IT系Webライターの仕事で稼いだ分は、遊びや貯金に費やしているのが現状です。
開発系エンジニアの場合
あなたが開発系エンジニアなら、企業常駐型フリーランスの仕事が休みの日に、受託開発の経験を積んでもよいかもしれません。信用・経験・お小遣いなど、多くのものが手に入るからです。
もちろん、企業常駐型フリーランスエンジニアとして開発に従事しているなら、そこでの報酬が一番大きいでしょう。
月60~80万円を受け取っている中で、副業の小さな開発で数万円稼ぐことに意義を見出だしにくいと思われます。
しかし、自分で仕事を取ってくる営業力・複数のクライアントに信頼される信用力・失業したときに受託開発で食べていけるという保険を買っていると思えば、収入源を複数持つ重要性に気がつけるのではないでしょうか?
休日をスキルアップに費やす人は多いですが、最大のスキルアップは「お金を受け取って仕事をすること」だと僕は考えます。
向こうはお金を支払う以上、シビアな目であなたの成果物を評価するからです。そこで高い評価を獲得できれば、最大限のスキル証明となるでしょう。
経費で支払っている事務所での生活
IT系Webライターの仕事をするときは、専用の事務所を借りて仕事をしています。普段は実家のお世話になっている僕ですが、実家の近くに書斎のような仕事場を持つことで、フリーランス活動の場としているのです。
ちなみに、以下のような仕事場です。
リアルな仕事場を見せるために、あえて掃除もせずに撮影しています(笑)。
あけすけに語りますが、家賃は3万8千円(水代とインターネット代込み)と事務所としては格安で使える上に、経費で落とせるのですから、フリーランスをやっておいて良かったと感じている次第です。
仕事以外でも、「一人になりたいとき・友達と麻雀するとき・フリーランス仲間同士で仕事するとき」などに活用しています。
特に、僕は読書を趣味としており、自分が築いた専用の書斎で読書をすると、ストレス発散になるものです。
フリーランスエンジニアの仕事が休日のときに、IT系Webライターの仕事に取り組むときは、上記のような生活を実践しています。
田舎にある別荘での生活
フリーランスエンジニアの仕事が休日で、IT系Webライターの仕事も休めるときは、田舎にある別荘でリラックスしています。
僕自身、閑静な住宅街で過ごしていますが、それでも息がつまることがあります。そこで、自宅から車で一時間ほど離れた場所にある田舎の家に行って、澄んだ空気を吸うと、仕事で溜めたストレスがなくなっていくのです。
(別荘という単語を聞くと、管理人がボンボンなのではないかと推測してしまったかもしれませんが、それは違います。田舎の中古住宅ですから、数百万円もしない物件です。
あなたがフリーランスエンジニアとして活躍できたら、この程度の物件は簡単に購入できるでしょう。)
実家や事務所に庭はありませんが、こちらの別荘には庭があります。
その庭で、ときにはバーベキューに興じることもあり、楽しい人生を過ごしているのです。
外に出ると緑が溢れており、数十分散歩するだけでも、ストレスが解消されていると実感できます。ちなみに、これは「グリーンエクササイズ」というストレス解消法として確立されている手法です。
公園など、緑がある場所で深呼吸をしたり運動したりすると、心身がリフレッシュされます。
しかし、体感としては、街の公園よりも田舎の空気のほうが何倍も美味しく、ストレスが軽減されているように感じられます。
ここで、庭にキノコのなる木を植えたり、ボーッとしたりすることで、仕事に費やす鋭気を養っているのです。
ずっと街にいる頃よりも、メンタルが回復していると実感しています。
特に、僕はIT業界でメンタルを壊しかけた経歴があり、ITエンジニアには休日の田舎生活をおすすめしたいです。
まとめ
本記事では、僕のフリーランスエンジニア生活を紹介してきました。
仕事の日は、1日中会社で過ごして、Webライターの事務所に寝泊まりする。完全にリフレッシュしたいときは、田舎の別荘でゆるゆると生きる。
30代前半で独身の立場だからこそできる生活ですが、かつてブラック企業で苦しめられていたのが嘘のように感じられる生活です。
正社員時代とフリーランスエンジニア時代を比べると、後者のほうが圧倒的に「自由」なんですね。
- おかしなブラック現場に当たってしまったら、契約終了後に現場を変える自由。
- 生きる場所を選択する自由。
- 別の副業を持つ自由。
さまざまな自由が手に入りました。
「将来も続けられるのか?」と疑問を持たれそうですが、緊急事態を回避するために貯蓄すれば良いだけの話です。フリーランスエンジニアであれば、それだけの高報酬を得られます。
あなたがフリーランスエンジニアになることを検討しているなら、フリーランスエンジニアになって人生が激変した僕のような男がいることを、忘れないようにしてください。