フリーランスエンジニアとして仕事をしていると、時にはストレスを溜めることもあります。正社員よりは自由な立場ですが、それでも仕事をしている以上、完全なストレスフリーはありえません。
ここで、適切にストレス発散ができないと、浪費に走ってしまったり精神病にかかってしまったりして、身を滅ぼしてしまいます。
僕も、フリーランスエンジニアを続ける中で、あまりお金をかけずにストレスを発散する方法を編み出してきました。
そこでこのページでは、「フリーランスエンジニアがお金をかけずにストレスを発散する方法8選」について解説します。
Contents
僕が実践しているフリーランスエンジニアのストレス解消法
それでは、さっそくフリーランスエンジニアの僕が実践しているストレス発散方法を紹介していきます。
僕はフリーランスエンジニアとして、「たくさん稼ぐが、浪費はしないように気をつける」というテーマで生きています。そのような人生の中で、以下のようなストレス発散法を編み出してきました。
- カラオケ
- 適度な運動
- 部屋の大掃除
- 親しい友人との会話
- 散歩と深呼吸
- 昼寝
- 一日中ダラダラ
- アマゾンプライムビデオの視聴
それぞれ、順を追って解説させて頂きます。
1.カラオケ
カラオケは、フリーランスエンジニアのストレス発散として最適です。エンジニアの仕事は運動量も少なく仕事で大きな声を出す機会などないため、鬱憤が溜まってしまいます。
その鬱憤を簡単に発散できるのが、日本が生み出した大発明のカラオケなんです!
休日に友人と行くのも良いですが、僕は職場の近い場所にカラオケがある場合、昼休みに一人カラオケに行くこともありました。
驚かれることも多かったのですが、休憩時間を寝て過ごそうが、大食いして過ごそうが当人の勝手です。ストレス発散として、これほど素晴らしく安上がりで済む趣味はありません。
ドリンクも飲み放題ですし、物音も立て放題ですからね(笑)。
最悪、全く歌わずに大声で喚くだけの、頭がおかしい人のようになっても、カラオケなら文句を言われません!
こうして、カラオケで大きな声を出して鬱憤を発散すれば、仕事で溜めたストレスを発散できます。
2.適度な運動
適度な運動も、フリーランスエンジニアのストレス発散として最適です。普段はデスクワークで運動不足になりがちなので、体を動かすことでスッキリしてください。
例えば、会社の退社が遅くならないなら、ジムに通うことで毎日運動できます。ランニングマシーン・筋トレ器具・プールなどから、自分に適した運動を選択すれば、継続しやすいことでしょう。
そして、僕のおすすめは水泳です。
体全体を動かすことになりますし、仮に太っていても膝に負担がかからないですしね。
無茶してもすぐに体が元通りになる10代とは違い、体を壊さないように気をつけて運動してください。
こうして体を適度に動かすことで、体に溜まっているストレスが健康的に発散されます。
(ゴルフも、打ちっぱなしだけなら安上がりで運動できますよ~)
3.部屋の大掃除
(放っておくと、部屋というのは無限に散らかるもの…)
部屋の大掃除に取り組むのも、フリーランスエンジニアがストレスを発散する方法です。部屋の乱れは心の乱れという言葉がある通り、部屋を綺麗にするだけで、気持ちが落ち着きます。
そもそも、部屋が汚れているという事実は、「部屋の掃除に気が回らないほど精神的に余裕がない状態」です。
部屋の大掃除をするときに、部屋のガラクタを片付けるのと同様、あなたの人生に存在するガラクタを全て片付けてみてはいかがでしょうか?
- 必要のない人間関係
- 必要のない外食
- 必要のない仕事
これらを片付けるだけで、部屋が汚れていることに気が回らなくなるような、酷い精神状態からの脱却をはかれます。
例えば、学生時代からの友人関係などは、一見すると継続したほうが良いように見えます。現代社会であれば、SNSやコミュニケーションアプリで常に繋がっているはずです。
しかし、社会に出てから数年経つと、価値観が合わなくなってくることも多々あります。
そのような人間関係を無理矢理継続させようとすると、精神が消耗するだけです。
もし、あなたの部屋が汚れに汚れているならば、知らず知らずのうちに精神が疲弊している事実に気がついてください。
そして、部屋の大掃除をしたついでに、人生に必要のないありとあらゆるものも大掃除してしまいましょう。
そうすることで、フリーランスエンジニアはストレスフリーの人生を手に入れられるのです。
4.親しい友人との会話
親しい友人との会話も、フリーランスエンジニアのストレス発散として最適です。他人と会話することで、気分がスッキリします。
僕の例でいえば、月1程度で麻雀を開催することで、地元の仲良しグループと定期的に会話する機会を作っています。
麻雀はもちろん楽しいのですが、麻雀しながら仕事のことを話すなど、会話を楽しむ場所として機能しているのです。そこで、「上司と俺の仲の悪さが問題になっている(笑)」「この間凄い店見つけた!」など、取り留めのない話をするだけで、気持ちが晴れてきます。
SNSがあれだけ流行ったのも、「自分の身に起こったことを誰かに伝えたい」という気持ちを、多くの人間が持っていたからでしょう。
親しい友人と、くだらない会話に興じているだけで、ストレスが消えてなくなるものです。
5.散歩と深呼吸
散歩と深呼吸も、フリーランスエンジニアがストレスを発散する方法です。仕事・プライベートを問わず、気軽に実践できて効果も期待できます。
僕の場合は、近所の公園あたりを散歩することで、森林浴を楽しんでいます。
これは、グリーンエクササイズとも呼ばれている手法です。自然の中で運動するだけで、メンタルが回復していきます。
仮に都会で仕事をしていても、都心から少し歩けば、緑が植えられている場所も見つかるものです。最悪、室内のカフェなどで、緑が多い場所を見つけても良いでしょう。
そこで、僕の場合は深呼吸もしています。
焦っているときは、往々にして呼吸が浅くなっているものであり、そのような状況での意思決定は大抵失敗するものです。
まずは深呼吸をして精神的に落ち着くことで、ストレスがスッとなくなっていきます。
6.昼寝
昼寝するのも、フリーランスエンジニアがストレスを発散する方法です。仕事の日でも実践できて、絶大な効果があると実感しています。
エンジニアという職種は、頭脳労働に位置付けられる仕事です。
顧客にとって最良のシステムを構想するのも、アルゴリズムを考案するのも、頭脳を消耗しています。
この事実を意識せずに、昼間をネットサーフィンなどで過ごしてしまうと、脳の整理ができないまま午後の仕事がスタートしてしまいます。あなたも、午後からの仕事でカリカリした経験はありませんか?
ここで、15〜30分程度の昼寝をするだけで、午後からの仕事の能率が飛躍的に上がるのです。これは、フリーランスエンジニアとして生きている僕が、昼寝を実践した結果をお伝えしています。
昼寝が効果的だという科学的論拠をお話することはできませんが、「とにかくやってみてくれ!絶対に効果的だから!!」という親切な同僚の知恵のようなものだと受け止めてください。
1.一日中ダラダラ
(自宅の庭でちょっとしたバーベキューをする僕)
一日中ダラダラするのも、フリーランスエンジニアがストレスを発散するのに最適な方法です。何も考えない日を作ることで、頭をリフレッシュできます。
そもそも、「充実した休日にしよう」と考えて、アレコレと予定を詰め込むのは、よくよく考えると矛盾した行動です。
休日は、休日という言葉の通り「休む日」なのですから、昼間からビールを飲んでゴロゴロしているぐらいが自然ではないでしょうか?
ただでさえ仕事の日は仕事のスケジュールに追われているのに、休日までスケジュールに追われるようになってしまうと、スケジュールの奴隷となってしまいます。
休日は、まずは鋭気を取り戻すまで回復してから、エネルギッシュな活動に取り組めば良いでしょう。
8.アマゾンプライムビデオの視聴
アマゾンプライムビデオで名作映画や名作アニメを視聴するのも、フリーランスエンジニアがストレスを発散する方法です。素晴らしい作品に触れることで、心が豊かになります。
念の為アマゾンプライムビデオの説明をすると、年間5000円程度のアマゾン有料会員になることで、アマゾンが展開するビデオ配信サービス(アマゾンプライムビデオ)が視聴し放題という、コスパ最高のサービスです。
多くの名作が無料で視聴できるため、実りの無いネットサーフィンに興じるより、何倍も有意義な時間を過ごせます。
僕の例でいえば、ドキュメンタリー映画が好きなので、そのようなリストを作って暇な時間に学習しています。
ほかにも、単純にアニメ作品を視聴して、日々の疲れを癒やしていることも…(笑)。
電車の移動時間でも視聴できますし、自宅でガッツリみたいときは、大画面テレビで視聴しても楽しいでしょう。
僕の場合、ヘッドマウントディスプレイを用いて、映画館のスクリーンをみるように視聴しています。寝転びながら、超大画面でダラダラと名作を楽しめて、それはもう最高の人生です。
ストレスの溜まる現場から脱出するのがベスト
本記事では、フリーランスエンジニアの僕が実践している、あまりお金をかけずにストレスを発散する方法を解説してきました。
上記のうち、あなたにマッチする方法を実践することで、仕事のストレスをかなり緩和できるのは間違いありません。
しかし、ストレスというものは、根本原因を解決しない限り永久に自分を苦しめ続けるものです。
例えば、聞くに耐えない罵声を浴びせてくる上司がいたり、同僚の向上心のなさに辟易したりすることからくるストレスなどは、仕事が始まるたびに復活します。
これでは、いくらプライベートでストレスを解消するように気をつけていても、キリがありません。それどころか、好き勝手生きているバカな人間の尻拭いをさせられている気持ちになるくらいです。
僕も、企業常駐フリーランスエンジニアとして働く中で運悪くブラック現場に当たってしまい、論外の人間からストレスをぶつけられたことがあります。
ここで、あなたが普通の会社員という立場なら、会社を辞めるに辞められず、最終的に自殺することもあるかもしれませんね?
しかし、フリーランスエンジニアが仕事で悩んで自殺するほど、アホ臭いことはありません。
なんのためのフリーランスエンジニアなんでしょうか?
会社員より自由な立場であることが、フリーランスエンジニアのメリットだったはずです。
くだらないストレスを溜めるぐらいなら、さっさと仕事を変えて、再びストレスフリーな生活を手に入れる。素晴らしい仕事に渡り歩けないなら、プライドを持ってスキルを磨く。
これが、フリーランスエンジニアとして健全な生き方ではないでしょうか?